カテゴリ: NLPの活用

book59



  著者

  ジェイク・イーグル
    (サンタフェNLP発達心理学協会・会長)

  マイク・バンドラント
    (サンタフェNLP発達心理学協会・副会長)




サンタフェNLP発達心理学協会では、ただテクニックを学ぶのではなく、クライエントの心の世界を知るための様々なモデルも学んだ上で、必要な場面でそのときに必要なテクニックを使えるようNLPトレーニングが行われています。

この本では、そのトレーニングで得られるエキスが紹介されています。


サンタフェNLP発達心理学協会でトレーニングを受けた人なら、とても良い復習教材になります。

 他の団体でNLPを受講した方であれば、新たな視点をプラスすることが出来る本です。

 一読をお勧めします。

クライエントが体験している「主体的な視点」がどのようなものかきちんと把握して、その時点で必要なNLPテクニックを使ってサポートできたら効果は最大になるはずです。



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私がNLPを学んだ、NLPサンタフェのジェイク・イーグルの言葉です。

「私は、我々のほとんどが幽霊を追っていると思います。幽霊は、幼児期からの我々の実現されていないニーズです。

我々が欲しかった愛を得ないこと、我々が欲しかった確認、評価される感覚でない、安全であると感じないこと。

そして、我々の多くがその習慣を持ち続けたまま人生も後半に差し掛かってしまう。」



今までとは違う思考の仕方を身につけると、感じ方が変わり、考え方が変わり、行動が変わります。

そうすると、それまで囚われていた思い込みや、間違った価値観がどんどん変わっていきます。



生き方が変わり、ストレスが減り、モチベーションが上がるのが分かります。


脳の中に住んでいる幽霊が、どこかに行ってしまうのです。


NLPは、それを可能にしてくれる心理学テクニックの集大成です。



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   ジェイク・イーグル夫妻による

           リオロジー・ワークショップ 京都開催

   2014年4月29日(火・祝)~5月6日(火)開催

   http://nlp-santa-fe.info/reology/

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上田惇生氏の「ドラッカー入門」(ダイヤモンド社)に表題の文章が載っていました。


私が長く学んできたNLPの立場とよく似ています。その部分を引用します。


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「わかったものを使うことである。

とくに、当初予期せずにわかったことを使うことである。

原因や理由はわからないままでもよい。

学者に付き合って原因の解明を待っている暇はない。

いずれにせよ、理論は体系化はしても創造することはない。

重要なことは、わかったことを使って行動することである。」


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  NLPのトレーニングを受けているときに、「なぜ、このスキルは上手くいくのか?」「人間の機能とどのように関連しているのか?」などの知識をしりたくて質問を繰り返す仲間がいました。


そのとき先生は「うまくいくから使っているだけ。理由を知りたければ自分で調べるといい」と言っていたのを思い出しました。


「どのようにやったか」を記録しておけば再現性があります。


同じような事例が出てきたときには、同じステップでやってみる。


それが効果的であれば、繰り返す。


こうやって、役に立つスキルを集積していけばいいと思います。 

 
なぜ、そうなるかが解明されれば、もっといいと思いますが。


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私がNLPのトレーニングを長年続けてきたNLPサンタフェ会長であるジェイク・イーグル氏が主催する日本でのワークショップが決まりました。

概要ですが、自分が普段どのように言葉を使っているか、どのように自分を表現しているかをチェックして、「自分の責任」を明確にしていくワークが中心的なものです。

ジェイクが今までNLP、発達心理学、ジョン&ジョイス・ウィア夫妻から学んだことを盛り込んで、独自に築き上げた内容です。

それを体験を通して学んでいただくという内容です。

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「Reologyワークショップ」- - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -

2014年4月29日(火・祝)~5月6日(火)の8日間

会  場:関西セミナーハウス(左京区修学院)
参加費:$3,200USD

日本語Web
       http://nlp-santa-fe.info/reology/
英語Web
       http://reology.org/
       (日本でのワークショップは下記)
       http://reology.org/retreats/japanese-retreats/

 聖路加国際病院の日野原重明先生の「生きかた上手」という本の中に、コミュニケーションにおいての、とても大切な点が書いてありました。

 私たち大人が心しないといけないなあと思いました。

 子どもと接する時だけでなく、会社であれば部下や新入の人に接する時や、配置転換で新しい仕事を覚える必要のある人への対応にも必要な心がけかなあと思いました。 

【下記引用】----------------------------------------------------------

 子どもたちに説教を繰り返して、その文言をそっくり覚えさせたところで何になるでしょう。

頭でわかったとしても身をもってわからなければ、わかっていないのと変わりありません。

一人ひとりの血肉にならなければ、生涯にわたって意味をもちえないのです。

 「わかる」と「わからない」のあいだに非常に大きなへだたりがあるということを、私たちは少し考えてみましょう。

自明だとは言っても、私たちおとなも、成長するうちにだんだんとわかってきたはずなのです。

 その道のりがあったことをすっかり忘れて、すでにわかってしまった人間が、いまだにわからない相手に向かって、「人を殺してはいけないのは、わかりきっているじゃないか」と諭したところで、相手にわかるはずはありません。

 子どもたちへの教育は、教師がひたすら「教え込む」よりも、むしろ「子どもが自分でわかるように手を貸す」というスタンスに多くの比重を移し変えるべきだと思います。

<参考>
「生きかた上手」  日野原重明 著 194ページより


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