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皆さんは、自分の「強み」自分の「弱み」を自分なりに把握されていることでしょう。

あなたにとっての「強み」とは、どんなものがありますか?

はきはきとしゃべる、説得力がある、ルールを守る、論理的、リーダーシップを発揮する、人に優しく接する、人の気持ちに配慮する・・・・・

あなたにとっての「弱み」とは、どんなものがあるでしょう?

すぐにカッとする、人を非難してしまう、世話をし過ぎる、感情を出さない、はしゃぎ過ぎる、妥協しやすい、人の目を気にする・・・・

人それぞれ、育ちや仕事の中で身につけてきた「強み」「弱み」があるものですが、それを仕方がないもの、変えられないものとして諦めている方はいませんか?

外から見たら同じ行動や言葉として見えるものでも、意味づけを変えるだけで感覚が変わります

また、状況が変わると「強み」だったものが「弱み」になるかもしれません

逆に「弱み」と思っていたものが、とても役立つ「強み」になる場合もあるのです。

例えば「強み」の「てきぱきとしている」について考えてみましょう。

話をしている相手がゆっくりと考える人だったらどうでしょう。

てきぱきとしていたら、相手を急かすことになるかもしれません。

直接「早く答えろ」と言わなくとも、非言語のメッセージとして無言のうちに伝わります。

相手は居心地が悪くなってしまいます。

ある人は、小さい頃に親から「てきぱきしなさい」と何度も言われていたそうです。

それが基で、常に「てきぱきしなければならない」という信念が動き始めるといいました。

本人も「強み」だと思っていたし、周りの人もそう思っていたことです。

この前提に気づいた彼は「常にてきぱきしなくてもいい」という許可を自分に与えました。

その後の彼は、堅さが取れてとても自然体になりました。

しかし、彼は今でも、リーダーシップが必要な場面や、大事なプロジェクトになると持ち前の「てきぱき」した態度で気持ちのよい仕事をしています。

これは親から受け取って無意識のうちに従っていたメッセージに気づき、新しい枠組みにしたことによって起きた変化です。



逆に「弱み」と思っていたことも、枠組みを変えることで「強み」に変えられます

例えば「感情を出さない」を例にとって考えてみましょう。

テレビのニュース・キャスターや、大きい会議での司会者はどうでしょう。

ニュース番組では悲しい出来事、理不尽で怒りが湧いてくるような出来事も伝えなければなりません。

自分の怒りや涙は脇に置いて仕事をこなさなければいけません。

こういう時には「感情を出さない」という面は役に立ちますね。

また、大きな会議の司会者も感情に振り回されるのは好ましくありません。

以前、会議の進行中に感極まって泣き出した司会者を見たことがあります。

人間的には温かみを感じますが、やはり状況的にはまずいでしょう。

まずは、その「強み」や「弱み」が、自分のどんな信念や価値観が前提となっているかを考えてみましょう。

また、どんな状況でそうなるのかを考えてみましょう。

そして、「これが役立つ」「これに価値がある」と思える状況を考えてみましょう。

どうすれば、これが前向きな機能や価値をもつようになるか考えるといいでしょう。

具体的にはどんな方法があるか?

言葉の表現をどのように変えたらいいか?

その枠組みに意識を向けることが、変化のための第一ステップです。

このことをNLPではリフレーミングといいます。

状況や相手が変わると弱みだと思っているところが案外役に立つものです。

弱みだ、欠点だと決め付ける前に、今までの人生でどのようなことに役に立ってきたのかを思い出してみてください。


NLPサンタフェでトレーナー資格を取ったメンバーで構成する「NLPサンタフェトレーナーズ協会」が活動を開始しています。
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