上田惇生氏の「ドラッカー入門」(ダイヤモンド社)に表題の文章が載っていました。
私が長く学んできたNLPの立場とよく似ています。その部分を引用します。
------------------------------------------------------
「わかったものを使うことである。
とくに、当初予期せずにわかったことを使うことである。
原因や理由はわからないままでもよい。
学者に付き合って原因の解明を待っている暇はない。
いずれにせよ、理論は体系化はしても創造することはない。
重要なことは、わかったことを使って行動することである。」
------------------------------------------------------
NLPのトレーニングを受けているときに、「なぜ、このスキルは上手くいくのか?」「人間の機能とどのように関連しているのか?」などの知識をしりたくて質問を繰り返す仲間がいました。
そのとき先生は「うまくいくから使っているだけ。理由を知りたければ自分で調べるといい」と言っていたのを思い出しました。
「どのようにやったか」を記録しておけば再現性があります。
同じような事例が出てきたときには、同じステップでやってみる。
それが効果的であれば、繰り返す。
こうやって、役に立つスキルを集積していけばいいと思います。